ライカQ2で江ノ島を撮ってきた
ライカQ2を買った。
昨日の朝は近所の公園を撮った。
冬の朝はいい。清少納言も言ってた。
低い角度から射し込む光など言ふべきにあらず、カメラ持て撮るも、いとつきづきし。知らんけど。
で、次は朝のソラとウミを撮ってみたくなった。もちろんライカQ2で。
緊急事態宣言が出てしまったので遠出はできない。自分の行動範囲でなら、ヨコハマか江ノ島のほぼ二択なんだけど、今回は気分的になんとなく後者を選んだ。
朝5時台の電車に乗り、小田急江ノ島線に乗り換えて、鵠沼海岸駅で降りて、海岸を目指してひたすら住宅街を歩く。
あまりにも寒かったので、途中の自動販売機でホットレモンを買った。けど、あまり温まっていなかった。ぴえん。カイロ持ってこなかった自分がアホなんだけど。
(どうでもいいけど、鵠沼海岸と片瀬江ノ島の間にもうひとつ駅ほしいよね)
歩くこと約10分。着いた!
キレイな三日月のオマケつき。美しい…
金色に輝く江ノ島に見とれながら夢中でシャッターを切っていると、波打ち際でお戯れになっておられるハクセキレイ様の群れがやって来られた。
寒さでかじかんだ手で慌ててカメラをあれこれいじっているうちに目の前を通り過ぎてしまったので、後ろ姿のみ。でも、期せずして富士山と一緒に撮れた。
ちなみに、ライカQ2は28mm単焦点レンズのカメラだけど、ボタンひとつで35mm、50mm、75mmのクロップに切り替えることができるので、ズームレンズみたいな使い方もできる。これは50mmで切り取った。
あくまでもズームではなくクロップなので画素数は減ってしまうけど、もともと4,730万画素あるので50mmでも1,470万画素は残る。十分だ。
もう一度振り返って、江ノ島。
さらに振り返って、焼けてきた富士山。
この時間は、サーファーか犬の散歩か、あとはジョギングをしている人くらいしかいない。みなさんお疲れさまです。
ちなみにカメラマンは、自分のほかにはあとひとり、三脚と望遠レンズのおじさんしかいなかった。そういえばもう長いこと持ち出していないなあ、三脚。
ここまで来ると他にもカメラ構えている人がいた。
弁天橋を渡り、江ノ島へ。
江島神社。
どこの神社もコロ助の影響で手水が使えなくなっているけど、江島神社はお花を生けて「華手水」という形式にされていた。「目で心を清めてください」とのこと。粋な計らいに感謝。
そういえば初詣がまだだったので、ここでさせていただくことにした。
先客の方の拝礼が美しかった。
この展望コーナーからの眺め、何度も撮っているけど飽きない。好き。
何度も通っている場所でも、違う日に、違うカメラで撮ると、違う風景に写る。だからカメラはやめられない。
そうこうしているうちに岩場に着いた。
これがライカQ2の海。派手すぎず、落ち着いた深みのある青だ。雨宮天さんはこれを青だと認めてくれるだろうか。
山を下って、次は大堤防を目指す。
つい先日まで改修工事をしていたけど、すっかりキレイになっていた。
ヨットハーバー。
最後に東浜へ。
逆光で撮っても全然大丈夫。
あと、EVFもかなり優秀。ミラーレスだとニコンのZがメチャメチャ見やすいけど、それに匹敵するくらい良い。
ボクの帰り道は左前方ですね(笑)
さて、次はどこへ行こうか。ボクの新たなる相棒、ライカQ2よ。