ぴっぴ、ブログ始めるってよ

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2018年の冬アニメを振り返る

こんにちは。ぴっぴです。

春アニメも終わろうとしているこのタイミングで、なぜか冬アニメの振り返り…もっと早く書こうと思っていただんけどなぁ(笑)

てことで、もう内容を忘れかけているモノもあったりなかったりですが、自分が観た作品について感想を書き綴ってみたいと思います。

 

 

 

2018年冬アニメ

citrus(評価:★★★☆☆)

いわゆる「百合モノ」ではありますが、そっち方面が苦手な層でも抵抗なく観られそうな出来上がりになっていましたね。

ストーリー展開にやや強引な面があったり、キャラクター心理がイマイチわからない点があったりはしたものの、絵もかわいいし毎週楽しく観ていました。途中、京都が舞台に使われていたのも個人的に楽しみに観ていました。それにしても芽衣ちゃんはめんどくさい人ですねぇ(笑)

ちなみに自分のお気に入りははるみんです!はるみん人気ありすぎなのは知ってます。でもやっぱりはるみんがいいなぁ(笑)

 

刻刻(評価:★★★☆☆)

この作品を観ていた人は少なかったんじゃないかなぁ…自分も何で観ていたのかよくわからないんですが(笑)結局最後まで観てしまいました。

少々グロなシーンもあったりで個人的に得意な分野ではないのですが、うまいこと続きが気になる展開に持ち込まれる作りにまんまとハメられてしまった感があります。あと、全体的に重苦しい雰囲気の中、一人だけバカな思考と行動を続けるオヤジの存在のせいかな(笑)でも冗談抜きで、あのアホオヤジがいなかったら完走できなかった気がします。今思うと結構重要なキャラだったのかも。

ちなみに、この作品が描かれている「止界」という世界についてはいろいろツッコミたい点があるのですが…まあそれは言うだけ野暮なのでもういいや(笑)

個人的には、主人公の樹里を演じる安済知佳さんの演技もみどころとして楽しんでいました。

 

三ツ星カラーズ(評価:★★★★☆)

ぶっちゃけ、視聴開始当初は完走できる気がしませんでした。なんだかクソガキたちがワチャワチャしているだけで視聴者置いてけぼり感が強く、この作品の面白ポイントがわからなかったのです。

ただ、回を追うごとにそれぞれの個性が伝わってくるようになり、また三人を取り巻く街の人たちもいい味を出していて、気がついたら毎週夢中で観ていました。上野っていう舞台も良かったですね!楽しかったです。ただのう◯こアニメではなかったようですw

ちなみに、自分のお気に入りはののかです。おにぎり屋にならないようにパン作り頑張ってほしいです(笑)

 

からかい上手の高木さん(評価:★★☆☆☆)

絵は文句なしにカワイイです。あと、読んでいないけどきっと原作も最高に楽しかったんだと思います。

ただ…アニメの方はあまりにもテンポが悪かった。5分アニメで収まるような内容を30分でやられるのはさすがに観ていてツライものがありました。キャラクターは魅力的なのに、本当にもったいない。アニメへの落とし方次第でもうちょっと何とかなったような気がします。

そんなワケで、実は完走していません。序盤戦で耐えきれなくなって継続を断念しちゃいました。もし途中で軌道修正されていたなら見直したいと思うので教えてください(笑)

 

りゅうおうのおしごと!(評価:★★★★★)

最初は単なるロリアニメかなあというくらいの感覚で見始めたのですが…いやいや!むしろスポ根アニメにカテゴライズしてもいいのではないかと思うくらいの熱い内容に序盤から一気に引き込まれてしまいました。

ストーリーのキーになっているのはもちろん将棋なのですが、将棋の知識がなくても楽しめるようにまとめあげられてたのも巧かったと思います。ちょうど藤井聡太n段(既に放送時点で何段だったのか忘れましたw)やひふみんが話題になっていたことも、この作品には追い風になりましたね。時事的にこんなにタイムリーに放送されたアニメもそうそうないでしょう。狙ってできる芸当ではないですしね(笑)

そして、なんといっても本作のベストストーリーは第七話でしょう。個人的には冬アニメのベストにも推したいくらいのお話で、思いっきり泣かされてしまいました。人生に勝負はつきもので、過去の自分に対する後悔は誰にでもあるだろうけど、本当の自分に気がついて精一杯をやりきったならどんな結果でも受け止められる、結果ではなくそんな自分に成長したことが何よりの財産になる。そんなことを感じさせられたお話でしたね。

そんなワケで、結局何が言いたかったといいますと「姉弟子サイコー!」でしたw

 

宇宙よりも遠い場所(評価:★★☆☆☆)

ひとことで言うならば、「大好きだけど大キライな作品」です。

作品のテーマや全体の構成は素晴らしいですし、世間で高評価を受けていた理由も納得しています。好きなシーンもいっぱいありました。だからこそ最後まで観続けました。

ただ、自分には許せない描写がいくつかあって、制作チームの道徳観や人間性を疑わざるをえません。

まず、「軽く死ねる」という、結月のアレ。

ストーリー上必要なセリフなら、わかります。あと、一回二回ならまだいいかな。でも、まるで芸人の持ちネタのように連呼させるのはさすがに辟易しました。そのような使い方で言わせていいフレーズだとは思えません。笑いを取りにいっているつもりなのでしょうが、この言葉では笑えないです。これはユーモアとは言いません。

さらに決定的だったのは、最終話のソフトボールのシーン。

ちょっとプロ野球を観ている人なら誰にでもわかるような選手をあからさまに卑下したシーンがありましたよね。これも笑いのつもりで描いたのでしょうが、特定の個人をネタにしてこんなシーンを放送する神経がわかりません。

脚本の花田十輝さんが熱烈なカープファンなのは知っています。また、上記で描かれた選手がカープの選手に死球を与えて迷惑をかけてしまったことも知っています。

個人的にいろんな想いがあるのはわかります。でももし、彼が個人的な感情からこのシーンを入れたとしたのなら、それは作品を利用して自分の不満をぶつけているだけです。プロがやっていい仕事ではありません。選手にももちろん失礼ですし、何より作品に対して失礼です。

さらに言えば、そんな脚本が書かれたとして、なぜ誰もストップをかけることなくこんな悪趣味な話をそのまま放送してしまったのでしょう。監督はじめ誰だって異を唱えることはできたはずです。

 本当にもったいない作品でした。申し訳ないけど二度と観たくありません。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(評価:★★★★☆)

あの京アニが長期間プロモをしてきたおかげで、圧倒的期待を受けて放映が開始された作品でしたよね。自分はあえて原作を読まずに視聴を開始しました。

作画についてはもう文句のつけようもありません。もはや世界最高レベルと言っても過言ではないでしょう。大好きなストーリーもいっぱいありました。特に10話については涙なしには観られませんでした。開幕の時点で結末の予想はついていたのに、それでもやっぱり心を震わせられたのは演出の勝利でしょう。加えて、ラストでヴァイオレットが抑えていた感情をあらわにしたシーンはみんなヤラレたんじゃないでしょうか(笑)

ただ、作品全体の構成という観点では物足りなさも感じました。根幹となっているヴァイオレットと少佐のストーリーがブツ切れに描かれていたせいもあってかイマイチ響いてこなくて、これなら個別のストーリーだけでも良かったのではないか?とさえ感じました。自動手記人形サービスの職務を通じて成長する過程をオーバーラップさせながら伝えたかったのでしょうが、正直言ってわかりづらかったです。

ただ、完全新作の発表もありましたので、そちらにもう一度期待してみたいと思います。原作の方もそろそろ読んでみましょうかねぇ。

ちなみに、お気に入りは言うまでもなくカトレアさんです。色っぽいお姉さん大好き(笑)

 

ラーメン大好き小泉さん(評価:★★★☆☆)

特にストーリーの麺(←あえて誤字)で特筆すべき点があった作品ではないのですが、ラーメン×美少女という組み合わせだけで十分に見る価値のあった作品だったと思います。ラーメンも大好きで、おにゃにょこも大好きだったら観ないという選択肢なんてないですから!みんな飯テロ大好きでしょ?嫌よ嫌よも好きのうちって、オジサンは知っているんだからな!(笑)

個人的に好きなのは11話ですかね。やっぱりオトナのキャラが登場すると物語の厚みがマシマシになりますね。絢姉さんに惚れました(笑)

 

ゆるキャン△(評価:★★★★★)

やっぱりアニメって放送されてみないとわからないものですねぇ。期待はしていましたが、まさかこの作品がここまで尊く、ここまで社会現象的話題になるとは放送当初は思いもよりませんでした。

美しい背景、心地よいBGM、楽しそうなキャンプシーン、そして美味しそうなキャンプ飯等々、この作品の魅力を挙げればキリがないのですが、あえていちばんの魅力を挙げろというならば、登場人物全員が「誰も否定しない」という理想社会を描いている点ではないでしょうか。

象徴的だったのは第4話で、ソロキャンが大好きなしまりんと、野クルで活動するなでしこが、互いの活動を同時に楽しみつつ、相手の楽しみ方も尊重しているのは、人としての度量を感じさせられましたね。決して相手を自分の土俵に引きずり込もうとせず、優しく自然体で認めあっているのがスゴイ。これ、カンタンなようでなかなかできないですよ。仲良しだと、なおさら。本当に癒やされる作品でした。

ちなみに私は斉藤さんが好きです(笑)

 

恋は雨上がりのように(評価:★★★★☆)

最初にキャラクターの設定を確認した時はちょっとびっくりして恐る恐る見始めたのですが…でも「ノイタミナ枠にハズレなし」という格言(ぴっぴ談)を信じて視聴を始めました。

結論からいうと、全くの杞憂でした。放映当時は一部から「キモイ」なんて声も挙がっていましたが、フラットな目線で見ても、純粋に爽やかで人情味あふれる作品に仕上がっていたと思います。タイトルに「恋」という単語が入っているので恋愛がテーマかと思われがちですが、ここで描かれていたのは「恋」というよりも「憧憬」や「愛情」に近かったんじゃないかと勝手に思っています。舞台となっていたのが個人的に地元でもある横浜だったので少々肩入れしながら観ていたのも事実ではありますが(笑)

一点だけ残念な点を挙げるとすれば、アニメでは加瀬君がただのクズなヤツとしか描かれていなかった点ですかね。そこはきちんとフォローを入れてほしかったかな。ホントはいいところもあるんですよー。

なお、後日公開された実写の劇場版も素晴らしい作品に仕上がっておりました。両方を見比べてみるのもよろしいかと思います!

 

たくのみ。(評価:★★★★☆)

ざっくり言ってしまうと、「シェアハウスで暮らしている女子たちがお酒を飲んでいるだけのアニメ」ですw

でもね。かわいいおにゃにょこたちが楽しそうにお酒を飲んで酔っている姿を観られるんですよ。もうそれだけで十分、お腹いっぱい。酒飲みにとってこれ以上の肴があろうか?いや、ない!!!15分という割り切った時間も非常に良かったと思います。

あと、これだけは言わせていただきますよ。冬アニメで自分を一番の虜にした女子はこの作品に登場した緑川香枝さんです。料理上手で、色気ムンムン、酔うとデレる。控えめに言って最高じゃないですか。ヨメにしたい女子ナンバーワン!誰にも譲りませんw

なお、制作会社でもあったプロダクションアイムズはその後債務整理となってしまい、結果的にこれが同社にとって最後の作品となってしまいました。楽しかった作品の裏事情があとになって表面沙汰になってしまったのはなんとも切なかったですね…

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス(評価:殿堂入り(暫定))

はい。現時点では何も書けません。よくプロ野球のドラフトが近づくと「十年にひとりの逸材」っていう選手がなぜか毎年のように現れて話題になりますが(笑)、この作品も「十年に一度の名作」になっちゃうのではないでしょうか。いやマジで。

まずは結末までしかと見届けたいと思います。

 

スロウスタート(評価:★★★★☆)

安定の「きらら系」でしたね。当初はそれ以上でもそれ以下でもないってカンジではありましたが、全編通してみると温かくもちょっと切ないストーリーが印象的でした。言うまでもなくみんなカワイイですしねw

もはや誰も興味ないかもしれませんが、私のお気に入りはしおんさんと榎並先生です。

 

ポプテピピック(評価:★★★☆☆)

果たしてこれをアニメと定義していいものかどうかがもはやギモンであったりするのですが…(笑)

ただ、過去にないジャンルにチャレンジした点については評価されていいのではないでしょうか。でも、やっぱり途中で飽きてしまったので完走できませんでした。

とりあえず、被害者のみなさま、お疲れ様でした(笑)

 

まとめ

途中でいっぱいふるいにかけたつもりではあったのですが、終わってみると結構観ていましたねぇ(笑)

まだ続いている2クールもののダリフラを別にすると、やっぱりこの冬は「ゆるキャン△」が最も印象に残っていますね。こんな素晴らしい作品とまた出会えるといいなと思います。

それではみなさま、引き続きどうか楽しいアニメライフを!