ぴっぴ、ブログ始めるってよ

雑食系多趣味オジサンが気まぐれで何かについて語ったり写真を上げたりするブログです。

2017年のテレビアニメを振り返る

こんにちは。ぴっぴです。

今日は、今年2017年に放映されたテレビアニメのうち、自分が視聴したもので、特に印象深かった作品を振り返ってみたいと思います。

なお、一般人と比較するとかなりたくさんの作品を観ていた方だとは思いますが(笑)、かといって全ての作品を観ていたワケでもないので、その点はご容赦くださいね。

また、独断と偏見に満ち溢れた記事になることが予想されます。おそらく相当な毒も吐きますので、先に宣言しておきます(笑)

基本的には各作品ともネタバレにならない程度の紹介に留めるようにしましたが、どうしても触れなければ語れない点についてはサラリと書かせていただきました。あらかじめご了承ください。

 

 

 

2017年冬アニメ

ガヴリールドロップアウト(評価:★★★★☆)


TVアニメ「ガヴリールドロップアウト」PV第2弾

いやー。面白かったですねぇ、これ!

天使と悪魔が外界に降りてきて仲良く(?)学校生活を送るっていう設定がいいですね。登場人物もみなかわいくて好感が持てました。

アニメ視聴後に原作コミックも入手して読みましたが、原作に忠実に巧くアニメ化して面白さを膨らませたんだなぁという印象でした。個人的には「ガヴリールの数え歌」がツボでしたw

少々残念だったのは、爆笑できる回とそうでない回の落差が大きかった点ですかね。サターニャが暴れる話はたいてい面白くて、主人公であるガヴリールをメインにした話になるとイマイチ盛り上がらなかったのはなんとも皮肉でした^^;

 

クズの本懐(評価:★★★☆☆)


TVアニメ「クズの本懐」第二弾アニメーションPV

これは文字通り登場人物全員が「クズ」でしたねぇ。子供と一緒に観られない作品の代表例(笑)

ただ、そういうクズな一面って誰にでもあるもので、そこにスポットを当てて描いた作品だから、そらそうなるワケで。たぶんこれ、自分にも思い当たるフシがあるなぁって感じながら観る作品じゃないでしょうか。ドロドロしたのが好きな人には合っていたかと思います。安済知佳さんの体当たりの演技も見どころかな。

 

けものフレンズ(評価:★★★★☆)


TVアニメ『けものフレンズ』PV 第二弾

これは…説明要りますか?(笑)

時としてノーマークだった作品がいきなり人気になることはよくあることですが、ここまで顕著な例は珍しかったのではないでしょうか。自分も話題になり始めたあたりから見始めて、なるほどよく出来た作品で「みんな発掘してくるのがうまいなぁ」と感心しました。やっぱりアニメオタクすごーい!(笑)

でもホントに、予算が少なくてプロモに力入れられなくても出来の良い作品が正当に評価された!という前例を作った点で、世のアニメ関係者やアニメファンを大いに勇気づけたのではないでしょうか。少なくとも放送終了の時点では。

ま、そのあとの例の件で、結局弱小勢力は力ある者に屈してしまうことになるという現実を突きつけられるワケですが…

 

小林さんちのメイドラゴン(評価:★★★★☆)


TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』 PV第2弾

始まってしばらくは「京アニらしからぬ作品だなぁ」と思っていましたが…

とにかく小林さんがイケメンで、トールは一途ないい子だし、カンナちゃんはマジやばい異常な可愛さで、ギャグを織り交ぜながらもほっこりとした愛を描いていた作品で、いつも気持ちよく、安心して観られました。やっぱり京アニクオリティでしたね。OPムービーとfhánaが歌う主題歌の中毒性もヤバかったw

 

亜人ちゃんは語りたい(評価:★★★★☆)


TVアニメ「亜人ちゃんは語りたい」/第3弾PV

個人的に「もっと評価されるべき」と思っている作品のひとつです。派手さこそないけれど、「良作」という言葉がぴったり当てはまる、そんな作品ではないかと。

人間、誰にでも大なり小なり「コンプレックス」ってあると思うのですが、日々それと戦いながらみな毎日を生き抜いています。 

この作品に登場する「亜人ちゃん」たちはそれが顕在化していることでそれぞれに人一倍大きな悩みを抱えています。それでも彼女たちはお互いを助け合い、励まし合いながら成長していく様子が、もうなんとも…ね。

そして何と言っても欠かせないのが教師である高橋先生の存在。生徒たちと真摯に向き合う姿には毎回心を打たれました。アニメキャラではありますが尊敬していますしもはや恩師と言っても過言ではありません(過言です)。文科省推薦作品にすべきだと思います!…あ。でもサキュバスの存在がマズイかな(笑)でも佐藤先生メッチャ好きです!

 

BanG Dream!(評価:★☆☆☆☆)


BanG Dream!<バンドリ!> アニメTrailer3

申し訳ないけど、酷かったです。まず登場人物でマトモな思考回路、マトモな行動のできるキャラクターが沙綾ちゃんしかいません。もういちいちツッコむのもめんどくさいので書きませんが、いろいろとあり得ないことばかりでした。メチャメチャ番宣しておいて、わざわざ他の作品と放送開始時期ずらして注目させておきながら最低レベルのクオリティだったので、なおさら印象が悪かった。

ま、ライブとゲームの集客のために、ついでに作った作品なのだろうなと思えば辛うじて腹落ちできるかな。

 

風夏(評価:★★☆☆☆)


TVアニメ「風夏」PV第2弾

風夏小雪、沙羅らのキャラクターは魅力的でした。が、いかんせん優くんがそこまで愛される理由がわからない。風夏小雪が突拍子もない行動に移す心情も理解できない。どうも話の内容が薄っぺらくて最後まで消化不良の、実にもったいない作品でした。

印象的だったのは…何話だったかなぁ。小雪が不調に陥ってレコーディングで音程外しまくるシーンがあったと思うのですが、歌唱力に定評のある早見沙織さんが上手くヘタに歌っていたのがさすがだなぁと思いました(日本語めちゃくちゃですみませんw)。楽曲に関しては、OP、ED、挿入歌すべて素晴らしかったです。

 

政宗くんのリベンジ(評価:★★★☆☆)


TVアニメ「政宗くんのリベンジ」PV第2弾

とにかくキャスト陣が個人的に大好きな方ばかりだったので、過大に期待しちゃったのがいけなかったのかなぁ…(笑)

いや。でも面白かったですよ。残虐姫も、師匠も、寧子さんも、その他登場人物みな個性的でキャラが立っていて、ちゃんとその個性になっている理由もストーリーに織り込まれているし。

ただ、やっぱりアニメって、基本的にそのクールでしっかり話をまとめてほしいのですよ。仮に続編の予定があるのだとしても。その点、あまりにも不完全燃焼な終わり方だったので最終的な評価を下げざるを得ませんでした。

ちなみに、OP/ED主題歌については2017年屈指レベルで大好きです。

 

リトルウィッチアカデミア(評価:-----)


TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』クライマックスPV

 2017年におけるぴっぴ最大の不覚。ごめんなさい!この作品まだ観ていないんです!たぶん観ないとアカンやつだと思うのできっと観ます!

 

2017年春アニメ

エロマンガ先生(評価:★★★★★)


TVアニメ「エロマンガ先生」 PV第2弾

もともと前評判が高かったので大きな期待を胸に見始めましたが、それを裏切らないどころかさらに上回るクオリティを行く作品でした。

全員がぶっ飛びすぎくらいのキャラ設定ですが、それをキチンと活かしきり、テンポよく飽きさせずに観せる構成はお見事でした。登場人物はみな大好きですが、個人的には山田エルフ先生がお気に入りですね。やっぱり人間、「やる気マックスファイヤー」にしないとイイ仕事できないと思うんですよ。いつも職場で自分が取り組んでいる永遠のテーマでもあるのですが、彼女は中学生にしてそれを理解していらっしゃる。もう脱帽です(笑)

あと、Clarisの歌うOP主題歌と、TrySailのED主題歌。これ、どちらも最高で、すぐに自分のカラオケのレパートリーになりましたね(笑)とにかくケチのつけどころのない作品でした。大満足!

 

サクラクエスト(評価:★★★★☆)


TVアニメ『サクラクエスト』本PV

近年、町おこしのあり方が各方面で議論されることが多くなっていますが、この作品は、そんな社会的テーマに正面からぶつかってマジメに描ききったという点において、大きな意義があったのではないでしょうか。

ストーリー展開は比較的スローテンポで、人によっては退屈に感じたかもしれませんが、自分はむしろ丁寧に作っていたなぁという印象で、2クールかけた意味もそこから読み取ることができました。美しい作品だったと思います。

 

サクラダリセット(評価:-----)


4/5放送開始!! TVアニメ「サクラダリセット」第2弾PV

すみません!この作品、途中までは観ているのですが実はまだ完走できておりませんm(__)m

内容が重た目で難解なところがあるので、一週間空くと前回の話の流れを思い出すのに時間がかかったりして、片手間に観ているとすぐに置いていかれていまいます。そんなこともあり、途中から溜めてしまいました(笑)

なので、まとまった時間があるときに、一つのストーリーをまとめてじっくりと観ることをオススメしたいと思います。

ただ、ストーリーは奥が深くてなかなか興味深いものがあります。自分も終盤戦を楽しみにしています^^;

 

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(評価:★★★☆☆)


TVアニメ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」PV

「90年代J-POPかよ!」と思わずツッコミたくなる長いタイトルに辟易しかけましたが(苦笑)ちゃんと「すかすか」という呼びやすい略称が用意されていて安心しました^^;

終末世界を描いた作品なので、こういう世界観が好きな人にはオススメします。全体としては少々重苦しい展開が続くので、そのあたりは覚悟の上でってことになりますが。

序盤の異世界な雰囲気に魅せられて期待して観ていたのですが、脚本的には若干の物足りなさはあったかな。個人的なお気に入りポイントは山田タマルさんの挿入歌ですね、TRUEさんの歌うED主題歌「フロム」も彼女の歌唱力が引き立つナンバーです。

 

月がきれい(評価:★★★★★)


TVアニメ「月がきれい」番宣PV

これはもう言うことないですね。今年屈指の名作。

ありそうでなかった「思春期」のピュアピュアな世界を、時にはリアルに、また時には優しく描いた物語。細かい「中学生あるある」が随所に織り込まれていておじさんはついつい童心に帰りました。いいよなぁ!中学時代のあの甘酸っぱい思い出!いいよなぁ!

本作は「プレスコ」(あらかじめ収録された台詞や音楽に合わせて絵を描き、作成する手法)という、あまり使われない手法で制作されたそうですが、おそらくこれも作品が成功した要因のひとつでしょう。息遣いまでが絵の中から聞こえてくるような、そんな見事な仕上がりでした。

構成もお見事で、マジメに作り込まれたAパート・Bパートとは別にコミカルな短編を集めたCパートも多くの回で用意されており、これがまた良いアクセントになっていました。

あとはやっぱり挿入歌でしょう。最後に振り返ってみるとやややり過ぎな感はあったものの、最初に「初恋」(村下孝蔵さんの名曲を東山奈央さんがカバー)が流れたのを聴いた瞬間はゾクッとしました。

いやいや、恐ろしい作品でした。一般的にはそれほど話題になっていなかったようですが、こちらももっと評価されて然るべき作品かと。少なくとも自分の中では最高評価です!

 

フレームアームズ・ガール(評価:★★★★☆)


最新PV公開 アニメ『フレームアームズ・ガール』2017年4月放送スタート

ただのコトブキヤ宣伝アニメだろうなぁと思いつつ、軽い気持ちで見始めたつもりが…いやいや!これがなかなかどうして、楽しかった!

主人公のあおちゃんはアホかわいい良い子だし、次々に登場してバトルを繰り広げる「フレームアームズ・ガール」達もみな魅力的で、気づいたら最終回までドハマリしながら観てしまいました。いい意味で期待を裏切ってくれた良作でしたね。

この作品で忘れられないのは何と言っても9話のBパート。驚きの連続で今でも語り草。こんなの見せられてこの作品素通りできますか?できないでしょ!!!

はー。久しぶりに立川からモノレールに乗って多摩動物公園行きたくなったなぁ(笑)

 

恋愛暴君(評価:★★★☆☆)


アニメ「恋愛暴君」 PV 4月6日放送スタート!

初回がとにかく抱腹絶倒で、その後も序盤はテンポ良い展開で毎回笑わせていただきました!

ただ、終盤のシリアス展開はどうなんだろう…賛否両論あると思いますが、個人的には前半のドタバタコメディのままの勢いで最後まで押し切って突っ走ってほしかったですかね。ちなみに、こっちの茜さんも大好きですよ(笑)

 

2017年夏アニメ

アクションヒロイン チアフルーツ(評価:★★★★★)


2017年7月新番「アクションヒロイン チアフルーツ」PV

これ!この作品が放送当初から最終回に至るまで全くと言っていいほど世間に取り上げられていなかったのは2017年の七不思議のひとつ!

確かにTBS系列の放送で、地上波の視聴エリアが限定されてしまっていたという不利要因はあったにせよ、こんなに出来が良くて毎週の生きがいと言えるくらい楽しかった作品が、多くの人に知られぬまま眠ってしまっている事実が哀しい…

知っている人なら思わずニヤニヤしてしまう小ネタをこれでもかといわんばかりに惜しみなく放り込んでくる演出は心憎いばかりでした。ひとりひとりのキャラに巧みにスポットを当てる構成もわかりやすく、なんといっても第一話で観る者の心を鷲掴みにした脚本が素晴らしい!

圧巻だったのは最終回。最近、続編を意識させるようなもやもやした最終話になる作品が多い中、この作品は散りばめられた伏線をキレイに回収して美しく終わってくれたのが何より心地よかった!「終わり良ければ全て良し」じゃないですが、やっぱり締めくくりって大事なんですよ。このアニメを観て改めて痛感しました。

世の中的にはほとんど認知されていない弱小作品かもしれませんが、自分の中では今年の中でも屈指の存在に挙げられる見事な作品でした。ありがとうディオメディア

 

アホガール(評価:★★★★★)


TVアニメ「アホガール」PV

関西の人ならご理解いただけると思いますが…「アホ」って、褒め言葉やん?w

あえて言おう。この作品は史上最大に「アホ」です!もうそれだけ!それに尽きる!ここまで潔く徹底してくれたら言葉なんて要らないでしょう。最高!

人間、生きていく上でいろいろとツライこともあるかと思いますが、そんなときはこの作品をたった15分間見るだけできっと救われるはず。小難しいこと考えずにただ笑って過ごす時間って大事ですよ。そういえばこの作品もディオメディアの制作でしたね。ディオメディア神がかっていたなぁ~。こっちもありがとうディオメディア!そしてこんな汚れ役もサラリとこなしてしまう悠木碧さん最高!

 

異世界食堂(評価:★★★☆☆)


TVアニメ「異世界食堂」本PV

誰かがおいしく食事をしている姿を観るのって、最高に幸せじゃないですか。「孤独のグルメ」があんなにも人気を博したのって、やっぱり人間みなそう思っているからなんじゃないでしょうか。

この「異世界食堂」は、いわばファンタジーな二次元世界で描かれた「孤独のグルメ」と言ってもいいのかなぁ。そこに「クッキングパパ」や「美味しんぼ」の要素も加わった、まさに「おいしいとこ取り」な作品でした。出てくるメニューもなじみ深い料理が多く、そこは視聴者の共感を呼びやすいポイントだったのではないかと思います。

とりあえず楽しかったのは、毎回出てくるキャラクターが食事をひとくち舌に乗せた瞬間に、どこで習得したのか不思議なくらいの語彙力を以って烈火の如く激しい速度でまくし立てる食レポ!お前ら全員食レポのプロか?!あんなん笑うわ!w

ただ、それも中盤あたりから少々マンネリに感じられてしまったのは残念でしたね。根幹となるストーリーがもう少ししっかり描かれていればよかったかなぁ。

 

異世界はスマートフォンとともに。(評価:★★☆☆☆)


TV anime『異世界はスマートフォンとともに。』2nd PV

正直に言います。自分、この作品、完走していません。4話くらいで心が折れてやめてしまいましたw

全部見ていない自分が言うのもなんですが、これは本当に糞アニメ!キャラは可愛かったんですが、如何せん脚本がアレで…ご都合主義にもほどがある!

ただ、この作品には不思議と嫌悪感がありません。たぶん「愛すべき糞アニメ」だったのではないかと。ツッコミどころを探して、アレがダメ、コレがダメとみんなでワイワイ盛り上がるには最高の作品でした(褒めてないよ!笑)

なので、本来の評価は星一つですが、ネタを提供してくれたという功績に敬意を表してもう一つ加えさせていただきました(笑)

 

クリオネの灯り(評価:★☆☆☆☆)


クリオネの灯りPV ミノリ(CV:松村沙友理)ver

こっちは本当にダメなヤツです。初見で1分も経たずに観るのを諦めた作品はこれが初めてです(なのでストーリーは一切わかりません)

とりあえず視聴者が見るに堪えないレベルの声優をメインキャストに起用するのは今後一切やめていただきたい。いったいどういうオーディションをすればこうなるのかさっぱり理解できませんでした。

 

恋と嘘(評価:★★★☆☆)


アニメ「恋と嘘」本予告

設定は面白かったですね。第一話であっと言わされた時には期待しかありませんでしたし、その後の由佳吏くんの心情も、彼をめぐる二人の女の子の戸惑いや悩みも共感をもてました。

ただ、惜しいのは肝心のラストが全然ラストになっていないこと。回収できていない話も残しすぎ。原作がもう少し進んでからアニメ化しても良かったのではないでしょうか。最後はモヤモヤ感しか残らなかったため、評価としてはこんなところに落ち着けざるを得ませんでした。

 

徒然チルドレン(評価:★★★★☆)


TVアニメ「徒然チルドレン」PV

この作品も好きだったなぁー。なんかこう、観ていると体中のアチコチがムズ痒くなってくる感触がたまらなく気持ち良かった!

TOKYO MXの地上波だと、「アホガール」で15分間メチャクチャに引っ掻き回された脳内を、直後に浄化するのにもちょうど良い15分アニメでしたw

これは自分がアホだからなのですが、放送時間の割に登場人物があまりに多すぎて、なかなかアタマに入らなかったことだけが残念でした。でも、これももっと評価されていい部類の作品だと思います。

 

ナイツ&マジック(評価:★★★★☆)


TVアニメ『ナイツ&マジック』PV第2弾

現実社会でも「何かに夢中になれる」って、やっぱり人として素晴らしいことだと思うんですよ。そんな人は傍から見ても魅力的ですし。

だから「メカオタク」が毎週活き活きとした表情で画面を躍動している姿が本当に眩しかったんだ、エル君!キミは2017年で最高に輝いていたオタクだったよ!

本編だけでなく、ちょっとずつ冒険していたOPとEDも楽しかったですね。エル君がロボットを操るのを最高に楽しんでいたのと同じように、制作陣もこの作品を作るのがきっと楽しかったんだろうなぁって想像がつきましたね。そういう点でも好感の持てる作品でした。

 

NEW GAME!!(評価:★★★★☆)


TVアニメ「NEW GAME!!」PV @nganime #ニューゲーム

言わずと知れた人気作品の二期ですが、実は私、前作を観ておりません^^;

でも、思うんです。たとえ二期であっても、作品は一期未視聴の人にでもわかるように作られるべきだって。だから、あえてそのまま観ました。

結果的には、全く違和感なくこの作品の世界に入り込むことができました。これ、結構難しいことなんじゃないかと思いますが、それが可能だったのはやはり作品そのもの優秀だったからに他ならないのでしょう。

サラリーマンにとっては、職場のあれこれをテーマに描いた作品ってやっぱり親近感わきますよね。ゲーム制作というちょっと特殊な世界であっても、そこで起こるめんどくさい上下関係とかライバル心とかはどこでも一緒ですよね。そんなめんどくさいところをキチンと描きながらキレイにまとめていた点はさすがだなと思いました。秀作です!

 

プリンセス・プリンシパル(評価:★★★★★)


TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』PV第2弾

この作品ももはやコメント要らないですよね?w

もう第一話のスピードとスリル、そして練り込まれた脚本に唸らされて開幕から名作の予感しかしませんでした。上質なショートムービーを観せられたような錯覚に陥った感覚、今でも覚えています。

その後も次々に放たれる一話完結のストーリーはどれも圧巻の一言で、一切期待を裏切ることはありませんでした。個人的に好きなのはcase7、20、22かな。どれも思い入れありすぎて書けません…

脚本の素晴らしさが特に目立ちますが実は劇伴も最高で、サントラは一聴の価値アリです。特にcase18の終盤でベアトリスが酒場で歌った「moonlight melody」は涙なしには聴けません。劇中でも少ししか歌われておらず、サントラの中の一曲にすぎないのですが、個人的には今年のアニソン大賞をあげたいです。ドロシー役の大地葉さんの圧倒的な歌唱力にぜひ引き込まれてみてください。下のリンクで試聴できます。 

moonlight melody

moonlight melody

  • ドロシー (CV. 大地 葉) & ベアトリス (CV. 影山 灯)
  • アニメ
  • provided courtesy of iTunes

 

ボールルームへようこそ(評価:★★★★★)


TVアニメ「ボールルームへようこそ」 第6弾PV

ひと昔(ふた昔?)前に「Shall we ダンス?」という映画がヒットしたのを年配の方なら記憶していらっしゃるかと思うのですが、こちらも同じ「競技ダンス」というマイナー競技をメインテーマに扱った作品でした。なかなか一般の方にはなじみがないでしょうし、ちょっと入りづらかったかもしれません。

なのですが、実は私、なんと若い頃にこの世界をかじったことがあります!(笑)なので、「こんな特殊な競技をどうやってアニメで一般視聴者に見せるのか?」という点でメチャメチャ興味がありましたw っていうか、果たして理解してもらえるのかどうか?という、心配なキモチの方が強かったかもしれません。

ただ、いざ作品を観始めるとそんな心配は全くの杞憂だったことが分かりました。あの世界、実際に結構あんなカンジですし、ちゃんと取材して、マジメに、忠実に描かれていたのがよくわかりました。ちょっと説明っぽい話がところどころ入ってしまうのは仕方ないでしょう(笑)心情描写も見事で、隠れた傑作だと思います!

あ。でも、これだけは言っておこうかな。自らの競技中に他のカップルの踊りの様子を見ている余裕なんてゼッタイにありませんから!(笑)

 

メイドインアビス(評価:★★★★☆)


TVアニメ「メイドインアビス」PV第2弾

これもいい作品でしたねぇ。独特の世界観と圧倒的な作画で一話からグイグイ引き込まれていきました。序盤のほのぼのとしていた世界から突然シビアな世界に移行して行きますが、冒険の途中で出会う登場人物もミステリアスながらも魅力的で、毎週楽しみに見ていました。

わかりきってはいたことですが、こりゃ1クールじゃ間違いなく尺足りないよねぇと思ったら案の定でしたね。ただ、続編制作が正式に発表されたので今後の展開が楽しみです!

 

ようこそ実力至上主義の教室へ(評価:★★★☆☆)


TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』PV

当初観るつもりは全くなかったのですが、娘が録画していたので観てみたところ結構面白かったので結局完走しました(笑)

目のつけどころがなかなか鋭いテーマで斬新でしたね。生徒に振られたポイントを確認するために必死で目を凝らしてEDを観ていたのが懐かしいw

終わってみると、これもやや尺が足りなかった感が否めません。もうちょっと中身の濃い話が続けばなぁという印象です。

ヒロインの堀北ちゃんが何度かデレたのが個人的な見どころではありましたw

 

2017年秋アニメ

妹さえいればいい。(評価:★★★☆☆)


TVアニメ『妹さえいればいい。』PV第2弾

PV観てもらったらわかる通り、想像以上にいろいろとひどい作品でした(笑)特に序盤の出だしがいつもいつもあまりにアレだったので、途中で切ろうかと何度も迷いましたw

ただ、後半になってからは各キャラの内面が描かれるようになってなかなか楽しめました。

 

クジラの子らは砂上に歌う(評価:★★★★☆)


TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』 PV第3弾

独特のタッチで描かれた壮大なスケールの絵は見ごたえがありましたね。一度劇場で観てみたい作品です。登場人物の本気と本気のぶつかり合いにも心を打たれるものがありました。

こちらも惜しかったのは、物語が中途半端なところで終わってしまったところ。良心的に解釈すれば「希望をもたせた終わり方」とも言えますが、個人的には消化不良かな。ただ、作品のクオリティは間違いなくホンモノです。OP/ED主題歌も好きです。

 

このはな綺譚(評価:★★★★★)


TVアニメ『このはな綺譚』PV第1弾

ただの癒し系アニメなのかなぁとタカをくくっていた自分を責めました。いやいや。毎回毎回の脚本と構成の素晴らしさと言ったら、今年のアニメで言えば「プリンセス・プリンシパル」と双璧ではないでしょうか。どれをとってもカンペキでした!

圧巻なのは八話と最終話でしょうか。見事などんでん返しが待っていて、返す言葉もありませんでした。

キャラクターもみな愛くるしくて、仲居頭も女将さんも素晴らしい上司たち。こんな職場を目指したいなぁと勉強させられた作品でもありました。文句なしのハナマル!

 

少女終末旅行(評価:★★★☆☆)


TVアニメ『少女終末旅行』 PV @girls_last_tour #少女終末旅行

これは評価が分かれる作品だろうなぁと当初から感じていました。「退屈」と言ってしまえばそれまで。だけど、シンプルが故の「深さ」も感じられるのです。世間では思いのほか受け入れられたようで、自分が予想していたよりも人気作品になりました。

自分的には実はあまり響いていません^^; 考察が甘いのかなぁ。もう一回改めて観てみたいなと思っています。

 

Just Because!(評価:★★★☆☆)


オリジナルアニメ『Just Because!』予告3

舞台が個人的になじみの深い藤沢~江ノ島あたりで、さらにカメラ女子が登場しているとあらば観ないわけにはいかない!ってことでかなりの期待をもって見始めました。

いやー。題材も舞台も最高なんですが、ちょっといろいろと惜しい作品でしたね。五人のキャラクターを毎回毎回パラパラと描くので話にまとまりが感じられませんでした。12回をもう少し上手く使って、誰かだけにスポットを当てた個人回とかも作った方がアクセントもついて良かったんじゃないかなぁ、とか。

主人公である瑛太の心情もよくわからなかったです。どうしてそんな行動になるのか?作画もところどころ怪しかったし、もうちょっと丁寧に作り込んでほしかったなぁという印象が残りました。

 

ネト充のススメ(評価:★★★★★)


TVアニメ「ネト充のススメ」プロモーション映像

これは個人的に秋アニメで一番の掘り出し物でした!こんなに毎回楽しみに観ることになるとは思わなかったなぁ。

登場人物がみな大人なので、おっさんが観るには共感しやすくてなんとなく安心感があったんでしょうね(笑)最後も心地よいラストで充足感がありました。オトナ向けの落ち着いた、完成された作品だと思います!

 

ブレンド・S(評価:★★★★★)


TVアニメ「ブレンド・S」第2弾PV

はい来ました、安定のまんがタイムきらら系作品!苺香さん最高やん?大満足ですよ。

本作がこの手の一連の作品と少々違ったのは、店長や秋月といった男性キャラも登場していた点でしょう。一生懸命苺香さんにアタックする店長にヘイトが集まるかもと思いきや、結構受け入れられていたようですね。自分もあの不器用な店長なら許します!w

 

宝石の国(評価:★★★★☆)


TVアニメ『宝石の国』本PV

これはもう黒沢ともよさんに尽きるでしょう。ともよ様でなかったらフォスはいったいどうなっていたのでしょうか。ともよ様の印象しか残らない作品でした。

CGを駆使した映像は特徴的でありながらも壮大で見ごたえがありましたね。あとはもうちょっと続きが観たかったかなぁ…

 

僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件(評価:★★★☆☆)


TVアニメ「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」PV

今期の悠木碧さんも酷かったなぁ(褒め言葉)

いや、でもこれくらい徹底してくれるともう何をか言わんや、ですよ。画面のアチコチにひどい描写が隠れているのを探すのが密かな楽しみでしたw

ただ、30分間これを観させられるのはいささかキツイものがありました。15分枠くらいで、ギュッ!と、さらっ!とまとめてくれても良かったんじゃないかなぁ。

 

魔法使いの嫁(評価:-----)


TVアニメ『魔法使いの嫁』PV 第4弾

2クールものでまだ中盤なので評価は差し控えますが、少なくともここまでは大満足です。主人公を演じている種崎敦美さんにとっては大きな飛躍になる作品となることは間違いないでしょう。今後も目が離せません!

 

結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章- / -勇者の章-(評価:-----)


TVアニメ「結城友奈は勇者である -勇者の章-」新作PV

こちらもまだ現時点で最終話が未放送ですので評価は差し控えます。しかし前作も観ているのですが、なぜ我々はこんなにツラい物語を観てしまうのか。謎です…

 

ラブライブ!サンシャイン!!(第2期)(評価:★☆☆☆☆)


「ラブライブ!サンシャイン!!」TVアニメ2期 PV第3弾

(※ここから先は、一部の熱狂的ファンの方には不快に思われる表現も含まれているかと思いますので、ご了承の上でお読み下さい)

これでもツイッターでは少し自重していたのですが、ここでは遠慮なく思いの丈を吐き出します。

えーと、監督は酒井和男さん、でしたっけ?

よくもまぁ、こんなに酷いモノを世に送り出して、「ラブライブ!」の冠に泥を塗ってくれましたね。

脚本は意味不明、構成は支離滅裂、作品を愛しているとは思えないキャラ崩壊の数々、いったいどうすればここまでお粗末な仕事ができるのか、全く理解できません。

でもまあ、このあたりはさんざん各方面から指摘を受けていると思いますので、ここでは割愛します。

個人的に許せなかったのは、12話と13話の以下のシーンです。

  • こともあろうか、善子を旅館の部屋のテーブルの上に立たせる。
  • さらに、隣や階下には他の客も泊まっているであろう障子張りの部屋で、メンバーに枕投げをさせる。
  • 秋葉原の路上で、千歌に紙ゴミをポイ捨てさせる。
  • 神聖なる◯◯◯を、砂浜にぶっ刺して潮風に晒したまま放置する。

いい歳した大人が何人も集まって制作したであろうに、なぜこんなにも良識に欠けたシーンをそのまま通して放映してしまったのでしょうか。アニメの制作チームである前に、人として守らなければならないことがあるんじゃないですかね?

一方で、公式はこんな通達をしましたね。

 

2017/12/26
いつもラブライブ!サンシャイン!!ならびに、Aqoursを応援いただき、ありがとうございます。

 

みなさまの温かい応援に、Aqoursをはじめ、スタッフ一同大変感謝しております。

多くのファンの方々が節度を持って、作品・キャストを応援していただいている中、残念ながら、一部マナーに反する行為を行っている方がいらっしゃいます。

 

以下のような行為は、活動に支障を来すだけでなく、一般の方々や協力いただく会場・店舗様へも多大なご迷惑をおかけします。

 

・一般のお客様、通行人の動きを妨げたり、歩道、車道にはみ出る、大声を出すような出待ち、入り待ちをする行為

・キャストの写真、動画を撮影し続ける行為、新幹線のホーム、車内でキャストの近くに留まる行為

・マネージャー、警備員等スタッフの注意を無視して追跡する行為

・飛行機、新幹線等の移動場所からキャストを追跡する行為

・キャストを乗せた移動車両を取り囲む行為、タクシーや自転車等で追いかける行為

・その他のつきまとい行為全般

 

このようなマナーに反する一部の方の行動は、各方面へご迷惑をおかけするだけでなく、

思わぬ事故を引き起こしたり、作品・キャストの評判を落とすことにもつながります。

また、今後の活動において、最悪の場合、イベントの開催中止等も考えられます。

 

どうか節度を持った行動を心がけていただきますよう、ご協力をお願いいたします。

 

プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

いやいやいや。そりゃそうなんだけど、まずあなた方が襟を正しましょうよ。あんなシーンを放映しておいて、一方でこんなこと言っても全く説得力ありませんから。

で、こんな酷い作品のBlu-rayを何枚も購入する盲目なファンも、そろそろ目を覚まして上記の事実を冷静に見ていただきたい。こんなにも無能な制作陣を勘違いさせるようなお金の使い方は誰のためにもなりません。ただの甘やかしです。ハッキリ言いますが、2017年ワーストレベルの作品です。公式としては、ライブと円盤とグッズで儲けることしかアタマになくて、作品のクオリティなんてもはやどうでもいいんでしょうけど。ただ、このシリーズに思い入れのある一ファンとしては、今回の内容はあまりにも寂しすぎました。

劇場版を新作で作るとのことですが、もう少し目の肥えたファンの意見にも耳を傾けて、マシなモノを作ってほしいところです。

 

まとめ

というワケで最後に少々毒も吐かせていただきましたが(苦笑)、こうしてまとめてみると相当数の作品を観てきてしまいましたねぇ…我ながら引きましたw

来年も多くの素敵な作品との出会いがあることを祈りたいと思います。それではみなさま、よいお年を!